昔々はるかな昔、僕がまだ本当に幼かった頃。そうあれは小学校の3年だ。孤児院にいた僕の所へ、緑色の護衛を二人つれて白い服の男が緑の服でやって来た。
その白い奴は妙に高圧な態度で院長先生を呼びつけて、話をしながら蛇そのものの目付でこっちをじろじろ見るんだな。
(あ、こいつは気に食わないな)
僕は一目でピンと来たよ。
だけどそいつが持って来た話は魅力的だった。

(前哨線)

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