「 リーシェン …… セイウィラ -(兄妹)- フェル=マシカ
| グアヒ   ……… || ………………………………↑
| マライアヌ ……  皇
? ティアス



○ 神代 …… 4世界神(ルマルウン悲話)
○ 前代 …… セイラの降嫁
○ 現在 …… フェル、マシカ
        マリシアル、マーライシャ
        鬼王(<重要!!)ステロタイプ悪役or
              被差別民族の長?



「わかたれた血筋を戻してはなりませぬ。
 それはただの郷愁にすぎないから」

 それを持つ者の願いなら なんでも一つだけかなえてくれる
という上(かみ)つ昔の魔法のかかった 宝玉 "ルマルウンのかけら" 。
ただし"正当な持ち主"よりゆずり受けたので なければその力を
発揮しない。

 ある日、山すその小さな村に住むオテンバな少女マシカは
山奥の小さな湖水に一人の美しいエルフが舞いおりて来たの
を見つけた。
 エルフは月立(つきたち)の国の女王に仕える騎士であり、大事な伝言を
たずさえて急ぎの使者としてつかわされたのだが途中 肩に傷を負って
手当て のために一時おりたったのだった。
 マシカの家で手当てを受けたエルフは 一週間後 マシカに対する愛を告げ、"ルマルウンのかけら" をマシカの手にのこして旅出った。

 数年後(ダレムアスでは5・6年ぐらいではほとんど年を取りません)
マシカの村に一人の放浪騎士がやってきてマシカの家に泊まった。
彼は実は都からおちのびてきたマーシャル王子で あったのだが、
身分を偽り ヤスカと名乗っていた。
 ヤスカは どこか妹姫におもかげの似たマシカを愛するように
なり、二人はよく遠乗りに出かけた。
 しかし、山奥の城に住むボルドムント鬼王がマシカの容色に
目をつけ(ロリコンッ)てヤスカを殺そうとし、マシカは王子を助けるために
宝玉を使ってしまった。
 さらわれて行くマシカから宝玉を受けとった王子は必死でマシカ
を救い出したが傷を負い、鬼王と相打ちになって死んだ。
   この時、フェイリーシャの形身である "白の破魔弓" がマシカの手に残された。
さらに 数年たって マシカのもとへ マーシャが訪れ、再び勢いをもちなおした鬼王がマーシャの命とマシカをねらって村に襲いかかった。
 村人たちは自らを犠牲にしてマーシャとマシカを地下道から逃がし、村は鉄砲水につぶされた。
 マーシャと わかれたマシカは 髪を切り、エルフを探して旅出った。
 
 
 上つ昔 一人の女神ありき
 
 ルマルウンという名の女神ありき

 女神ルマルウン 他の神々と違いて

 その魂(こころ)をば 水晶の中に住まわせたり

 淡色の紫水晶の中に住まわせたり
 
 
 
          (女神イラスト)
 
 
 
 
       ルマルウン 大地(ダレムアス)に生きる神なれど
 
       天(あま)つ神人(かみうど)のごと美(かな)しければ

       神々 皆 かの女神(ひと)を愛すなり

       人間(ひと) 皆 かの女神(ひと)を愛すなり
 
 

            
 

 白都と大地の民との関り、
 白都(皇宮)の情景、
 道果て位置、文化レベル、
 楽士の説明、と村の位置
 マシカの生い立ち、
 精族と人間との関り。
 ルマルウンのかけらの
 実際の効用

 ボルドムの説明(起源等)

 ☆今年中。

 木:6:00
 ジョイナス4F       




 森
   村
    満月亭  街道

    旧
     街
     道

   星ヶ沼・村

山の中の道


魔法使い
仙人、仙女、
精霊、エルフェリ

 マシカが何辺から来たのかはだあれも知らない。マシカも
知らない。
 マシカは ばばさに 拾われてこの村へ来た。まだ少しばかり
は若かったばばさは、この "道の果ての村" で、薬師をつとめていた。

  マ・シカ、 "お星さん" の意。飛仙(エルフエリ)フェルラダルから サユライ(=仙族語。山百合)の名をもらい、普段はマシカドリーシャ(星の娘)で通している。
 血統がはっきりしないため、正式に名乗る時にも "星の娘サユライ" のみで、いずれにせよダレムアトとしては非常に珍しい姓名である。(サユライには野の星の異称もある)。

 輪廻してサキになる魂である事は既決の通りだが、性格は本質的にはひねてないままに育った場合のサキであり、その名の示す通り かげりを持たないままで より深遠なるものに近づく事のできる
資質を持つ。 物腰態度はごく大らかで愛らしく、姫と言うよりはむしろ "永遠の少女" であり、地球の血統による不屈の毅さと大地の民の明るい楽天気質が見事に調和している。

 サキと違って素直に他人に頼るので、その本来の精神力とあいまって非常に大きな力を持っている。ただしダレムアスにおいては超能力という形では発現せず、魔法使いや不思議人たちのような能力でもなくて、ただ本人も気づかない "運の強さ" や精霊たちからの自主的な援助、勘の鋭さ 等として表れている。意識的に魔法を使う事にかけては、残念ながらいたってお粗末な成績しかあげていない。
 
 
 
 蛇足ですが唐代の長安の宮のひとつに飛仙宮というやつがありました。
 
 
 『 宝 玉 物 語 』 もしくは 『 山百合と銀の楡 』
 
  設定ノート by
 
 
 
 
 マヤ・トーノ・トウ・トオメ

 遠海 真谷人(とうみ・まやと)
 
 

 貴野 真谷 (とうの・まやと)
 
 
 それゆえに昔語りを始めよう。
 大地の国と呼ばれるダレムアス世界のひとすみに、山多き(ミアティネア)地方の山人(ミアト)の国というのがある。その山人(ミアト)の国の都から、人の生きて入るあたわざる聖なる神々の土地、マドリアウィ連山の白雪の峰々の方へ向けて、宿場すらなき旧街道をほそぼそと旅すること二ヶ月(ふたつき)あまり。そこにむかし、 "道の果ての村" というのがあった。
 そこから先にはもう獣の通う道しかない。始源の神の国(マドリアウィ)山のやまふところに、抱かれるようにしてある小さな村であった。
 
          ○
 
 「お婆(ばば)さまァ!」
 

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