◎粗筋Iについて。
ヘッセはやめましょう。あたしはNaNaのやり方が好きだ……マンガと同様に、場面選択による具体的な描写によって……だけど少しは抽出的な表現も混ぜて。
☆ 三身の法 …… 第
『大罪ありし時、その咎(とが)三身に及ぶべし』
後に《罪》だけでなく「処分」に関する掟となってしまう。
加えて《心をつないだ者》をも身内とみなす不文律があるが為に、
立場の危しげな者とは親しくすることも同情をかける事もできない。
モチーフI. 公子11〜2歳くらいの時。
教育係でもありトゥリアンギアの実質的な宰領でもあるタインジェア伯と公子との会話。「それではおまえもわたしの血縁以外の身内=ミトラとはみなされないのか、タイン伯?」「お許しを、閣下。今までの所わたくしは王陛下に申し付けられた事以外は決していたしませなんだ。この限りでは私は閣下(あなた)…… >原稿。
モチーフII. 公子18くらいかな。
馬で領内をぶらついている。騒ぎがあるので寄って行ってみると罪人の刑罰についてである。 >原稿。
ミトラ = 《我が表裏 の 友》
(をなす)
第1部・森のふところ
☆ テーマ …… ミトラ? もしくは愛情について。
第1章・ ミトラなるもの
= 荒筋1.and ディカールと盗賊の長と早耳くんとゾンビの話
第2部・還るべき者
☆ 《還るべき掟》=『母』 についてディアが把握するまで。
アトル・アン古伝説シリーズI.であることは間違いない。
◎ 登場人物一覧
☆ ディカール・デュアレスト・ダム・サムサーラ
(サムサラ出の若騎士ディカール)
主役。イズルン森出城勤務の平凡な(?)若騎士。
……非凡だなぁ……
> ディア・アッサム(ディカール・ディア)
正体不明の謎の美女(?!)。
自分では亡兄に武術を仕込まれた下級士族の娘と言っているが、
言動に食い違いを作っても一向に気にかけない。
ルマルウンに誓いをたてない。
☆ ミアルド・トゥリアンギア・サクア
(トゥリアンギア領主ミアルド)
主役。神王の不義の長子。
> ミア・トゥ隊長
忘れ病の勇戦士。ディアに助けられ、以来共にいる。
(ミアルド側)
● アルシア・ナタル …… 元公子の侍女。恩を受け、公子にミトラを捧げる。(ミトラ)
● リージア・ナタル …… アルシアの義妹。ルマルウンに剣を捧げるもの。(ミトラ)
● ク・スールァ侯 …… トゥリアンギアの実質的な管領。
ミアルド公子の養・教育者。
また目付・監視役でもあるをも課せられている。
スールア家の族長。
● 男I …… 愛人である 女I が妾にやられるのを防ぐ為に、
離縁してアセドの魔薬に手を出し、士卒に捕らえられた。
● 女I …… 男Iの愛人(ミトラ)。刑を受けた男を追って鉱山(やま)へ行く。
(ディカール側)
●早耳 …… 若騎士修業時代の友人。
(もっと重い役割を負わせるか否か?)
●タジ・タン …… イズルンの馬飼い見習い。ディカールを慕う。
●タジ・ホン …… タンの姉。ディカールに恋する。
●母親 …… サムサーラの森の祭司・巫女の一人。ディカールの母。
●タッサール将軍(侯爵) …… タイマア軍側の総指揮官。
女戦士ディアを愛し、ディカール・デュア、ミアルドの物語を知る。
●男II + 女II …… ミトラ・タと呼び合う中でありながら殺しあった。
その事を公言して、男も怒る民衆に殺された。