いきなりエスパッションっっ☆
 
 
  サキ!?」
 唐突に叫ぶ声がしてその女の腕が清をつかまえた。
「え  …… 誰?」
 清は振り向く。背の高い、暗い深紅色の髪をなびかせた少女  いや、年齢はわからない。
「ああ」と、言って、張りつめた表情のその女は笑うように、きつい目を細めた。
「何て名前なんだ? 今は」
 
 
 

   時の流れを信じるな
   あるのは
   人間(ひと)の魂だけなのだから。

 
 
 

 あごをつかまえて、言う。
「フン、いまはまだ、あたしのものじゃ
 ないんだな。でも……」

 
 
 
(注:若き日の《星海女王》にクリソツな美少女?のイラストあり)
(※ サキが清の転生体=サキの「前世」が磯原清?=という設定は
   仮定で未定です……☆)

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