◎ 舞台設定。
主として その政治・経済的圧力を行使して、母なる大地とその自然を守れ、というのが コロニスト連合 の存在目的。
コロニスト連合そのものが新選組である。
コロニストを後援し、なにげなく利用して 北米王国群や欧州をたたかせ、世界を手中に納めようとしている「七福神」財団。
清洲八郎。
なんとか黄色いジャップの手から商業圏の回復をはかり、コロニスト連合に手をひけと迫ってアルテミスをさらいだした北米王国の重臣たち。単純熱血正義漢の若き国王(ヒーロー)にバレてチョンである。
終止言いつづける柔軟な政府。
◎ 時空間転送機 について。
月の先史文明の遺跡で宇宙人の作と考えられている。
後にリレキスがいじくって次元転移システム(例の金属カード)の解明のカギになる。実はエルシャムリアのもの。
もう少し後になってアリサが鋭に会う。「もう終りだよ、地球は」
同じ頃ダレムアスよりメッセージが届き、鋭は月にとぶ。
月面で皇と出会う。転移装置完成。フェアリスティラーヤ建造。
この時期アルバトーレの聖姉妹だから
“俺と好”の20〜25年あとくらいか。
地球滅ぶ。フェアリスティラーヤ完成。ダレムアス滅ぶ。
○ エスパーは支配しようと欲してはならない。
奢ってはならない。
支配してもならない。
「私と妹とは母親が違うのです。私の母の方が高貴の出で、
重要な地位にいました。
だからこそ私が長となるわけにはいかないのです。」
○ 「珍らしいよな、好が そう女の子に つっかかるってのはサ」
「あれが女に 見えるのか? おまえぁ。あーゆーのは狐っつうんだ。」
好は無愛想のかたまりで滅多に冗談を云わない。
これはジョークなのか皮肉なのか……?
好がゆかりのことをどう考えているのか、俺にはいまいち握みきれない。