☆ 固有名詞。

1.気波(エスパ)(またはリスタルランで気波(シ・エス))
                      <シ=名詞形)

 生体の発する固有の生命波動。時空間を超越しうる作用を持つ。
 意識的・無意識的にこれを操る者を気波使い(エスパッショニストまたはエスパッショノン)と呼ぶ。
 意味語の“キハ”は灰色の一族の用語であり、気波野(キハノ)(現民族自治区)に住む彼らは代々、気波使いである斎姫の集団によって統治されていた。
 
 
2.灰色の一族(アイン・ヌウマ)
 (蘇衆(ソシュウ)・灰蘇衆(カイソシュウ)とも)

 最終戦争後、もっとも早く地上に戻った集団のひとつで、斎姫によって率いられた。人口は現在約二万だが、下層支族や、血縁はないが忠誠を誓う同系文化の他族を含めると六億七千万にものぼり、惑星連邦の7パーセントを占める。新族長たる咲巫(サクミコ)は後継を拒否してリスタルラーナへ留学してしまい、先代の遺言に従って同化政策が進められている。斎姫直系の者には“++(クサカンムリ)”の姓が多い。

 蓮(レン)家  蘭(ラン)家
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咲良姫(サクラキ)=男 冴夢(サエム)=ヨセフィア・アークタス
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    世良姫(セラキ)  咲子(サキコ)
             (咲巫(サクミコ)咲神(サクミ)とも)

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