最後になったけれども、作中で、S〜社の内部事情に関してだけは、別の情報源から僕が取材のマネゴトなどして聞きだしたことをもとに書いてある。
 もちろん、企業戦士の権謀術数、なんてものが しょせん学校生活しか知らない親のスネかじりにまともに再現できるはずはないんだし、ウソくさいとか、ホントはこんなじゃないとかいう批評は、わざわざ送ってくれなくても、いいからね。
 最後の最後になったけれども、推敲と取材を手伝ってくれ、わざわざスケッチ旅行に出かけてまでイラストを描いてくれた琴音まき子嬢に、感謝をこめて。
 
          緑慶……年(西暦20……年)……月……日
 
                磯原 広

 

 解説:
 えー、この本は、K大文芸サークル会誌「  」の 号〜 号にのった……。
 けっこうモテるわりには特定の女性に興味を示す風でもなく、周囲をやきもきさせていた氏は、ある日、超絶美人の新入生を部室にエスコートして来たかと思うと、こともあろうに「婚約者」といって皆に紹介したのである。(ばぁかやろ〜ぉ)
 大学のサークル誌とはいえ、こんなことばっか書いている氏は、いつか情警(※)にとっつかまるにちがいないとあたりをハラハラさせているのだが、実のところ小生も同意見なので……
 ……と言うと、エラそうに説教たれたうえに、先生おちついて
 「大丈夫。あいつの方が先に、とっつかまるから」

 ……あんな美女が情警なんぞにつかまって××されるなんて……

 なんでこんな時代に生まれたんだろうなぁと嘆きつつ。

            (※情警(じょうけー)=情報警備部)



Sugitani
Ezaki
Vivid
Evance, Sesil
Non-Queng-Hallu
Tais
Hi-quolity

 = 七福神財団 =



 ……大野大祭始末記……『祭!』

○ まえがき by 磯原 広
1.レイライン探検隊


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