さて。

 「完全生身クラス徒手格闘技・宇宙最強」の肩書きを持つ
 不良?軍人あがりで特AなりあがりのB級生まれの軍人と、
 なに不自由ないスペシャルA級特注オーダー遺伝子持ちで
 ありながら、D〜F級の犯罪者集団に紛れて育った天才の、

 宇宙最強暴走バカップル?の悲惨な爆死とともに、
 「後世の歴史家」たちにより《黄金の千年期》と、
 すえながく懐かしまれる多様性ある豊かな時代は

 終焉を告げます……。 d(T_T)

 代わって実権を握ったのは、
 《リズ・ヴェッサ》または
 《エリ=スウェサ》という、
 非常に強固な遺伝子差別制
 にして禁固な市民監視体制。

 名目上の「総裁」は「有資格遺伝子保持者による互選制」によって「代替わり」はしますが、実質的には「初代総裁リズ=ヴェス(エリ=ザ・ベス)の若干【個性】を修正しただけの歴代クローン」による、超長期安定独裁政権です。銀河圏内の、いたるところに、彼女(たち)の美しい横顔の肖像画が、モチーフ化されて、「銀河統一の象徴」として、麗々しく飾られてあります……☆

 「この当時の歴史家」たちは、
かなり不自由な監視下におかれ、
過去視の自由往来も制限されて、
それを論評する「言論の自由」、
ほとんど無くなります…………★ ( ̄^ ̄;)」”

 (なにしろ例の二人の死因が、
  「敵側のテロ」ではなくて、
  味方側つまり後方宙域から、
  発射されたミサイルによる、
  その事実を、歴史家連中に、
  「目撃」されちゃったりは、
  非常にマズイわけですので★)

 それゆえに《後世の歴史家》の連中は、
 この時代を《銀の千年期》と呼びます。

 リズヴェス以降の執政者達が全員銀髪だった、
 ということも、理由のひとつなんですけどね。

 そして為政者達は、それを《銀》ではなくて
 より優れた《プラチナの永遠政権》なのだと

 断固として言い張りますが……。

 能力特性や自我が制限されて、
 自力で繁殖相手を選ぶ自由も、
 そのための機能も剥奪されて、
 もはや社会を維持するための
 働き蟻とか「生体ロボット」
 としか呼べない「下位人種」。

 養育者の社会的地位や経済力
 次第でいくらても「優れた」
 遺伝子特性の開発をおこない、
 ありとあらゆる贅沢を享受し
 やりたい放題の「上位人種」。

           (※)

 分離がどんどん強化されて固定してしまった封建的時代。
 《汎銀河協商》は、これを「文明の退嬰化」と見なして、
 航時機の作動を封じ、通商関係もほとんど全て絶ちます。

 そして、かなり長い、長い時間が過ぎて……。

 「上位人種」として何不自由なく生まれた人々の中から、

 「歩み去る」人々があらわれ、徐々に増加していきます。

(※「上位人種」「下位人種」:

  をいっ!
  「マネ」してんじゃねーよ、コイズミっ!!

  ( ̄^ ̄;)””
 
  

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