サキ・ランの相棒の出身地で、
 その相棒が漂流中に偶発的に
 リスタルラーナの船に拾われ
 たことによって存在が知られ、

 その相棒とサキ・ランたちが
 通訳として国交樹立交渉とか
 条約条文の制定などに暗躍し、
 サキ・ランの存命中に一端は

 成立したはず?の友好条約が、
 破綻してあわや星間戦争か?!
 という騒ぎにもなった、通称
 「第三の星間国家」ジースト。

 その「興亡史」なわけですが、
 タイトルはまんますぎるので、
 まだ未定だよん☆ (^◇^;)>”

 (言うまでもなく「元ネタ」は
  有名古典の『銀河帝国興亡史』)

???????????????????

 二重惑星(連星)であるジーストとゼネル。
 互いに「向こうの星にも知的生命がいる」と、
 かなり早くから気が付きながらも、航宙技術
 が発展するまでは、無関係な歴史を築きます。

 特徴的なのは、ゼネルで。
 向こうの星に、早く行きたいという一念で、
 科学技術開発に余念がなかったばっかりに、
 原子力技術を未熟なままに濫用してしまい、

 どっかん!! …… (>_<)”” ……と……。

 連鎖反応的に起きた原子力発電所の事故群。
 「核の冬」に見舞われ、地下に潜った人々。
 「未知の病」でばたばた倒れていく大人達。
 「のど(甲状腺)に黒いアザのある子ども」。

 (※例によってこの辺は、
  私が12歳の頃に視た「夢ネタ」です。)
     d(・_・)


 のどに黒いアザの出来た子ども達は致死率100%。
 しかし、
 のどに赤いアザを持って生まれた赤ん坊たちは、
 放射能を浄化(?)してしまう「生命力」を持ち、
 「核の冬」の中でも食糧を探しサバイバルする、
 「未知の能力」を、持っていました……。

 それを妬んだ大人達(旧人類)たちから「ばけもの」と呼ばれ、「無力な子どものうちに」と追われたり狩られたり返り討ちにしたり……という悲惨な時代の後、当然ながら、「赤いアザのある子ども」だけが生き延びて文化を再興する……、という時代が来ます。

 何百年も経ち、「放射性物質」は子ども達によって「浄化」させられてどこかへ消えてしまい、ただ、異様に気温は下がったままの厳しい生存環境の中で、かなり個人差のある「異能」と、ほぼひとしなみに旧人類に比較すると非常に強化された身体能力をフル活用して、仲間同士で助け合って村社会を形成しての狩猟採集生活……という、それなりにおだやかで安定した文化が定着した頃に。

 そうした変遷を「キカイのチカラ」ではるか遠隔地から観察していた惑星ジーストの人々が、原子力の危険性だけは同じ失敗の轍を踏まないようにと慎重に避けながらも、その他のエネルギー開発により科学技術文明を飛躍的に発展させ……て、戦乱の歴史の後に完全独裁帝政を樹立し。

 「身体頑健な奴隷の宝庫」と見なした惑星ゼネルの人々を、「脳に撃ち込んで異能を制御し、命を脅迫する」装置を使って狩り盗り、どんどん誘拐して、強制労働に従事させては平然と使い捨てにして、殺して行きます……。 (T_T)/”

 はじめのうち、ゼネル人達(ゼネッタ)は、ジーストンの攻撃に対して無力だったのですが、そのうち、生まれたばかりの赤ん坊を死産と偽って脳にキカイを埋められないように隠して育てたり、そうして育った子どもが運良く「微細化学系医療技術異能力者」だったりすると、比較的脳の浅い部分にキカイを入れられていた運の良い人々に対しては「除去手術」を実施して、集団で逃亡したり……して。

 ジースト独裁帝政に対する、レジスタンスの隠れ村が発生します。
 d(・_・)

 面白い?のは、「お家大事」のジースト帝国において、正妻との間に跡継ぎを得られなかったお貴族様が、ゼネラの女性奴隷を強姦して無理矢理生ませた子どもを、その血筋は隠したままで「自分の跡継ぎで御座い」と届け出る場合が初期には結構あったということで……。

 優性遺伝の関係なのか、ジースト人とゼネラ人が交配した場合、壱代目の「雑種」には、必ずジースト人の特徴(肌の色が白くて、「異能力」はない)が出ます。その外見で安心して「跡継ぎ」に据え、多くの場合、その本人にも出自を知らせずに育てるので、何の疑問もなく成人して、「同胞」であるジースト人を配偶者にします。
 で、その場合に出来た子どもは、ほぼカンペキに「ジースト人」なわけですが……。

 自分の出自を知らずに(あるいは知っていて故意に)ゼネル人の妾に子どもを生ませた場合。これは半々の確率で、「外見・能力ともにゼネル人にしか見えない」子どもになるか、「外見はジースト人だが、「異能」があるからゼネル人と判断される」子どもになるか……です。

 前者はカクジツに抹殺されます。帝政刑法に「死刑」と明記されています。生んだ(あるいは生ませた)親自らが届け出た場合には、親自身も「先祖のアヤマチの被害者」であると判断されて、身分の降格はあるものの、命までは取られません。
 後者の場合も……。「異能がある」と判明した時点で御上に届け出れば、同じ扱いになります……が。外見はジースト人なので、慎重に隠して育てる。ことも可能なわけです。親に、親としての「我が子への愛」が、ちゃんとあればね……??

 そうして大事に隠して育てられ、しかし不幸な事故と密告によりバレてしまって、それでも自分たちの命と引き換えに我が子を逃して、ジースト人レジスタンス達の村へと託された……子どもが、後々に巡り巡って地球人のサキ・ランの相棒(親友?)となる、レイ(シスターナ・レイズ)です。

 無敵の物理的攻撃系能力者であるレイが12歳の時に決死の特攻をかけたレジスタンス側の総力戦によって、星間帝国ジーストの一部の支配権が崩壊し、ゼネラ人たちの「治外法権区」が成立します。しかしながら、「国家」としてリスタルラーナが「国交樹立」の交渉相手に選ぶのは、とりあえず「ジースト帝国政府」であるわけです……。

(※このへんの関係は、中国本土と「台湾」の仲だと思いねぇ。)
  d(・_・)””

 ……で……。

 あとはネタばれ防止機能発動なんでございます。
 いつの日か、ちゃんと「小説」の形になる日まで、
 気長にお待ち頂ければと思うんですが…………。
    (^◇^;)d””


 

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