それぞれが分立した3重構造で、一番下が個室と生活施設を含む研究設備。中心体が上下の連絡路も含む生命維持セクションで、太陽エネルギー吸収板と、廃棄物の転換炉もここに属する。他に推進制御システム、中央コントロール、主コンピュータ室、医療部、調理室、等。始め研究室の附属設備だったものが段々拡充され、後居住セクション側に乗っとられた。
居住区。元もとは研究員の個室になる筈だった名残りでこう呼ばれる。サキ17歳現在、員数45人位で言うと、前部にソレル女史の専用居住区。(つまりはクラレンズルームと、滅多に来ない客人用寝室。アションニ号発着所)。
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| +−−−−+−−−−−\
+−−−−−−+ カ|‖ \
|□□□□□ |ル ン|‖…………………\
本 体 =====□ |レフ|‖ アションニ号 ○
|□□□□□ |ムンァ|‖…………………/
+−−−−−=+ ス |‖ /
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あとは配置が解らなくて、多分階段はないと思うんだけれど、小菅ヶ谷小学校のプレイホール(若しくは音楽室)様のホールを機能的な中心に、食器室と簡単なキッチン。食糧庫が隣り合わせていて、ここは主にエリーが占拠してい、おやつや特別メニュー(誕生日会の時など)を作っている。
そこから廊下を隔てるとか、ちょっと離れた場所に、数室からなる「学校」。ここはイメージとして2階建てなんだなあ、なぜか。
それから交代で通信授業を受けるのに使う小講堂。体育館。(小さい子たち用の(この子たちは員数外。20人くらい)プレイルームと大部屋がセットになって数人の保母(ナース)がいる養育セクション。ここは離れてる。)
※ 《女史》というのはリスタルラーナにおいて割とくだけた敬愛称で
あるから、ソレル女史も正式文書には《マリア氏》で載るのである。
※ 未伝史、静 大介(しじま・だいすけ)
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