『 (大要) 』 (@中1か中2?)
2006年7月11日 連載(2周目・大地世界物語) コメント (1)ウェルロージー・マチルダ シーナ , 九尾の狐の精
・「またマーシャの童話狂いが始まった!」
「それを言うならきみだってSF気狂いじゃないか!」
・「……とにかく、方位磁石だけは無事だったわよ」
・三人は無類の議論好き。
・マーシャが養女だということは衆知の事だが
マーシャが気にしているので だれも口に出さない
・「きみが有澄家の前
まず、体育祭の朝(疑問その1)に、転校生の鋭を案内していた真里砂と雄輝。
(真里砂はかつらをかぶっている)。(疑2)
三人は突如出てきた霧のうずにまきこまれて「落ち」る。
アリスの井戸ほらあなよろしく洞穴の中の家(疑3)を横に落下して
ころがり出たのが《聖なる》感じのする岩清水のふち。
なにがおこったのかとあぜんとしていると、後ろの洞窟から
「その方ら何者じゃ」。
→(「メイセマアリマ」は通路の守人(もりびと)で、
自ら通路(みち)をやってくる者のうち、
大地の国(ダレムアス)に害する者を追い返す力を持っているが、
その力のない者に通路を開いてやることは許されていない)(疑4)。
その晩は眷属の用意してくれた寝所で眠る。
翌朝、「とにかく地球へ帰る方法を探さなくちゃ。
冒険にはその途中でいくらでも会えるよ……」てふことで、
まず三人を呼び寄せた者を探しだす事だと言われて出発する。
(※ 人間(ティクト)をダレムアスに呼び寄せた時は、まず呼び寄せの魔法、それから、つなぎとめの魔法をかけておかないと、《壁》のうすいところからはじきかえされてしまう。それで三人にかけられた術をといてもらわねば帰れないわけ)(疑5)。
途中、鋭が狐の精の言葉に疑問を感じて問いつめると、
マーシャはかつらを投げ捨てて、
「たぶん、わたしは地球人じゃないわ」
→
マーシャのダレムアスに関する知識は
ふっと唐突に表層に浮かんで来たり、
頭のいたくなるほど考えても無理だったり。
他人と話し合っていると思い出しやすい。
「ノストラダムスの予言みたいだね」
何日かしてようやく森のはずれに近づくと
豪雨に打たれてマーシャは高熱を出す。
そこを村人に見つかって「地球人(ティクト)だ」
大地地(ダレムアト)の乙女をどこからかどわかして来た……と、
しばりあげられてしまう。
翌朝マーシャが気づいた時に誤解はとけるが、
おかげでマーシャが地球育ちのダレムアトであることが確定する。
マーシャは自分の素状について知っている者がいないかと探してみるが、
わからない。
秘かに自分の記憶をとり帰そうと決意する。
なぞばかり山ほどかかえこんでこの村を出発する時、
村長のおいっ子が、はね人村の旅籠で、三月ほど前に、
丁度お前ほどの少女を探している若いやつがいた。
そいつがそういうのを聞いて旅籠の女主人が妙な反応をしたから、
もしかしたら何か知ってるかもしれない、行ってみな、と言う。
村でダレムアスの服をわけてもらい、
主にマーシャ以外は口をきかずに通して、
十日ほど、
・「またマーシャの童話狂いが始まった!」
「それを言うならきみだってSF気狂いじゃないか!」
・「……とにかく、方位磁石だけは無事だったわよ」
・三人は無類の議論好き。
・マーシャが養女だということは衆知の事だが
マーシャが気にしているので だれも口に出さない
・「きみが有澄家の前
原稿量予定を 大体 500〜600 に見つもって
◎モチーフ(年代順)
●マーシャが別荘に来る(1991年10月10日、6歳)。
●マーシャの成長課程、有澄夫妻の養女になる。妖精
●朝日ヶ森へ編入、雄輝と会う。(1994年)。
●朝日ヶ森の生活、時折かいま見る【裏側】と、
不思議の仲間たち。
●1995年、雄輝の両親亡くなる。
有澄夫妻が彼の後見人になる。会社を売って朝日ヶ森に投資。
●(グループの形成)律子、他。
●(鋭が【政府】に目をつけられ、逃げ出す)。
●鋭が転校してくる。律子と小山正(まさし)君。仲間に入る。
男尊女卑で一もんちゃくある。(1996年、2月)。
●夏の休暇
●体育祭、有澄夫妻を迎えに行く。霧。
●森の中で気がつく。
◎鋭は体育祭の朝に転校してくる、こと。
○体育祭の朝
●マーシャが校長室に呼ばれる
●転校生
●歩いていく間の会話……「うるさいな、これだから女ってのは……」
●雄輝が合流する。
「あら、知っていたの」
「……で、シベリア流刑のうきめにあって」
真里砂と雄輝しゃべりっぱなし、
鋭も少々うちとけてくるけれど、有澄夫妻を見て黙。
●寄宿舎から校庭へ。
●霧 …… 突然、霧がでてくる。あっというまにとりかこまれて、
うずまいた霧が地面に穴をあけたようになって、
マーシャが吸い込まれる。雄輝・鋭がとっさにおいかける。
そしてきりがのこらず見えなくなった時、
そこにはだれの姿もありませんでした。
◎モチーフ(年代順)
●マーシャが別荘に来る(1991年10月10日、6歳)。
●マーシャの成長課程、有澄夫妻の養女になる。妖精
●朝日ヶ森へ編入、雄輝と会う。(1994年)。
●朝日ヶ森の生活、時折かいま見る【裏側】と、
不思議の仲間たち。
●1995年、雄輝の両親亡くなる。
有澄夫妻が彼の後見人になる。会社を売って朝日ヶ森に投資。
●(グループの形成)律子、他。
●(鋭が【政府】に目をつけられ、逃げ出す)。
●鋭が転校してくる。律子と小山正(まさし)君。仲間に入る。
男尊女卑で一もんちゃくある。(1996年、2月)。
●夏の休暇
●体育祭、有澄夫妻を迎えに行く。霧。
●森の中で気がつく。
◎鋭は体育祭の朝に転校してくる、こと。
○体育祭の朝
●マーシャが校長室に呼ばれる
●転校生
●歩いていく間の会話……「うるさいな、これだから女ってのは……」
●雄輝が合流する。
「あら、知っていたの」
「……で、シベリア流刑のうきめにあって」
真里砂と雄輝しゃべりっぱなし、
鋭も少々うちとけてくるけれど、有澄夫妻を見て黙。
●寄宿舎から校庭へ。
●霧 …… 突然、霧がでてくる。あっというまにとりかこまれて、
うずまいた霧が地面に穴をあけたようになって、
マーシャが吸い込まれる。雄輝・鋭がとっさにおいかける。
そしてきりがのこらず見えなくなった時、
そこにはだれの姿もありませんでした。
『 (創作メモ) 』 (中三、とノートの表紙に書いてある☆)
2006年7月10日 連載(2周目・大地世界物語)マーシャは、始め(20年、地球風に言えば5才ぐらいから)朝日ヶ森の中の山小屋に二人のダレムアトといっしょに住んでいた。(5年くらい、6才まで)。しかし、ボルドムントに発見され、二人のダレムアトは王女を逃がして相討ちになってしまった。
マーシャは嵐の中を一中夜 さまよって、有澄家の別荘にたどりついた。
『 序章 』 (中1か中2?)
2006年7月10日 連載(2周目・大地世界物語) コメント (1) 今より少し昔、西暦1991年の10月10日のこと、予報はずれの
はげしい嵐の中を、一人の少女が森の中の有澄夫妻の別荘へやって
来ました。
いえ、たどりついた、と言った方が良いかもしれません。
濡れねずみで、半分意識を失い、どこでどうしたものか全身に深い
傷を負っていて、三日三晩の高熱から覚めた時には、おそらく愛称で
あろう マ・リイシャ という名前以外、何一つとして記憶にとどめて
はいませんでした。
少女は耳慣れない言葉を話しました。
それは日本語でも英語でもなく、フランス、ドイツ、イタリア、中国、
ソビエト、北欧……外交官である有澄氏が 聞きかじりのかたことま
で混ぜて話しかけてみましたが、どれ一つとして通じません。
骨の折れていない方の左手で少女がぎごちなく書いてみせる文字
の中に、古代エジプトやモヘンジョ・ダロの、解読不明のそれに似
たように思えるものがあって、大学教授や研究家にも見せてみま
したが、わかりません。
尋ねてきた友人
はげしい嵐の中を、一人の少女が森の中の有澄夫妻の別荘へやって
来ました。
いえ、たどりついた、と言った方が良いかもしれません。
濡れねずみで、半分意識を失い、どこでどうしたものか全身に深い
傷を負っていて、三日三晩の高熱から覚めた時には、おそらく愛称で
あろう マ・リイシャ という名前以外、何一つとして記憶にとどめて
はいませんでした。
少女は耳慣れない言葉を話しました。
それは日本語でも英語でもなく、フランス、ドイツ、イタリア、中国、
ソビエト、北欧……外交官である有澄氏が 聞きかじりのかたことま
で混ぜて話しかけてみましたが、どれ一つとして通じません。
骨の折れていない方の左手で少女がぎごちなく書いてみせる文字
の中に、古代エジプトやモヘンジョ・ダロの、解読不明のそれに似
たように思えるものがあって、大学教授や研究家にも見せてみま
したが、わかりません。
尋ねてきた友人
『1. 霧の中に見たもの 』 (中1かな?)
2006年7月10日 連載(2周目・大地世界物語) 朝、彼女は目を覚ましました。
「さあ。今日は体育祭よ、真里砂。」
時計は予定より5分遅れた事を教えていたけれど、なんの、そのくらい
かまうものではありません。
体調は上々、睡眠も十分。
明け方にみた妙な夢が心の端にひっかかるけれど、それは後で
ひまな時に考えることにしましょう。
「これなら上位にくいこむのだって夢じゃないわ」
俗にシベリア流刑地と呼ばれている学校の最外周マラソンコースは
「さあ。今日は体育祭よ、真里砂。」
時計は予定より5分遅れた事を教えていたけれど、なんの、そのくらい
かまうものではありません。
体調は上々、睡眠も十分。
明け方にみた妙な夢が心の端にひっかかるけれど、それは後で
ひまな時に考えることにしましょう。
「これなら上位にくいこむのだって夢じゃないわ」
俗にシベリア流刑地と呼ばれている学校の最外周マラソンコースは
マリスシア・ラ・ルル・セイラリマ(マーイアルフエリーシャ)
マーシャの《生まれて始めて授かった名》。
ルルは幼い娘の意で、最初に授かった事を示す。マリスシアは神々と戦う軍勢の中の
マリスは、マリアンドリームの娘で、(むろん半神半人の)実の
勇壮な事 兄にも劣らぬ戦乙女だったユラマリアスの略。
イアは不確かな推量もしくは希望的観測ていどの意味で、
マリスシア全体では、
「かのユラマリアス程の戦乙女にでもなるのかしら?(なれるかもしれない)」
かわいいものへのかるいからかいを含んだ名でもある。
全体を直訳すると、
セイウィラノリウィラウァマ
> マーイアルフ・緑乙女が、
一族のもとを去る時にたまわった名。
「我らを悲しませた娘」
ざれ名だが、彼女は大事にした。
(※ まだ「漫画家になろう」と思っていた時期なので、
イメージイラスト(コンテ?)の、ようなもの☆
幼いマーライシャ皇女が大地世界を旅立つ時の、
泣き顔と、それを預かるレリナル神の余裕の顔。
たぶん、レリナルディアイムはこれが初出かな?
銀髪美少女風(若い!!)のはともかく、なんで
こんな「スケスケルック(死語)」なんだ……?
?(^◇^;)? )
イメージイラスト(コンテ?)の、ようなもの☆
幼いマーライシャ皇女が大地世界を旅立つ時の、
泣き顔と、それを預かるレリナル神の余裕の顔。
たぶん、レリナルディアイムはこれが初出かな?
銀髪美少女風(若い!!)のはともかく、なんで
こんな「スケスケルック(死語)」なんだ……?
?(^◇^;)? )
(注: マンガとも絵本ともつかない、
「挿し絵の多い童話」みたいなものを
描こうとしていた時期の、
「絵物語」のタイトル(レタリング?)文字と、
「表紙絵」の下描きだけのやつ……☆)が現存。
シャーペン描きの為、スキャナでとりこめないので、
皆さんにお見せできないのが…………以下同文……☆ )
「挿し絵の多い童話」みたいなものを
描こうとしていた時期の、
「絵物語」のタイトル(レタリング?)文字と、
「表紙絵」の下描きだけのやつ……☆)が現存。
シャーペン描きの為、スキャナでとりこめないので、
皆さんにお見せできないのが…………以下同文……☆ )
『 (無題/下書き) 』 (@小学校5〜6年?)
2006年7月9日 連載(2周目・大地世界物語) コメント (1)
青い空に にぎやかな かん(?)声がこだまし、
するどいピストルの音が響いた。
ここ「朝日ヶ森」学園体育祭の呼びもの、500Mしょう?害走
がスタートしたのだ。
トンネル、ネット、平均台などをくぐりぬけ最大のなん?関
……12だん?の飛び箱……にさしかかった選手たちは
やっきになってそれを乗りこえようとしていた。
その時、1人の少女が大きくジャンプすると
みごとに飛びこえた……………………。
『 ダ レ ム ア ス 』 (@小学校4〜5年?)
2006年7月8日 連載(2周目・大地世界物語)その日は朝からとても良い天気だった。
6月の中ば、真里砂のいる白百合学園は運動会のまっ最中。
ダーン!! 中等部1年のしょう害物競争がスタートした。
真里砂はぐんぐんとスピードを上げ、回りの者をおいこし、次々になんかんをくぐりぬけて行った。
最後の飛びばこは、よじのぼるための物で、12だんもあったが、真里砂はものともせずに飛びこした。
そのしゅん間、観客は底しれぬ恐ふにおそわれた。
突如あいた黒い穴に彼女がすいこまれてしまったのである。
ピストル係の少年……中等2年で、真里砂と同じ童話クラブの雄輝と言う少年……が、かけつけた時はすでに穴はしまりかけていた。
雄輝は決然としてその穴に飛び込んだ。
穴の中は暗黒のやみでどこまでもはてしなく広がっていた。
気がつくと雄輝は、気を失なって横たわった
真里砂のとなりに立っていた。
そこは、森の中の小さな空地で、小島のの声だけしか気こえなかった。
突如、かたわらの切りかぶが横に
中から女の人が表われた。
その人は、雄輝を見ると、少しおどろいたようだったが、真里砂をだきあげると、雄輝についてくるよう合図した。
雄輝は、その人が なにか不思議ないんしょうをあたえるのには気づいていたが、それがなにかはわからなかった。
しかし、それ以外の方法もなかったので、
その人のあとについて、せまい通路をおりていった。
長いかいだんをおりるうちに、雄輝は
女の人の長いかみの間から、ウサギのような、
白い耳が つきだしているのに気がついた。
2人は無言のまま下へ下へとおりて行った。
「起きろよ、真里砂! いったいどうしたんだ?」
……ここはどこだろう?
すぐそばから
真里砂は、ふっと 目を覚ました。
あたりは暗く、うすいカーテンごしに淡い光がさしこんでくる。
< カーテン? 私のベッドにカーテンなんてないはずだわ。>
そう言えば 話し声も聞きなれた母さんたちの声ではなかった。
真里砂は起きあがってカーテンを開けた。
「あ! 王女様、まだ起きてはいけませんわ。」
「ヤア、真里砂、気がついたか」
二つの声が同時に起こった。
そこにいたのは、なんとも奇妙な人たちだった。
1人は真里砂の友達
あとの2人 ……二匹?…… は、
体じゅうが白い やわらかい 毛におおわれ
けれども その婦人たちのもっとも大きな特長は、うさぎのような……と、言うよりは、うさぎそのものの……耳にあった。
真里砂はキョトンとしてうさぎ人をみつめていた。
それから、くるりとふりむくとかたわらにいる雄輝に話しかけた。
「ねえ雄輝、これは本当に起きた事なの?
それとも空想のつづき?」
「ドン・ラムス(※)に うさぎはいなかったと思うね。王女様?」雄輝が笑って答え
年上の方の
「夢でも空想でもありませんわ、王女様。
気分がよくなられたのなら早く旅のしたくをして下さいな。」
「王女様? 旅? 何がなんだかさっぱりわからないわ。
説明してくれない?」
そこでうさぎ人は話し始めた。
「私たちもくわしい事はしらないのですが、
知っている事は全てお話しましょう。
…………うさぎ人、スノウの話……………………
「
私たちの国 ダレムアス
そして、その危機 を 乗りこえるために、
送ったのです。
「その王女と言うのが私なのね?」と、真里砂がたずねた。
「ええ、そうです。マーシャ様。あなたは
『地球人(ティクト)』
今、長老の力によって ダレムアスへもどって来たのです。
カサール王もメフィラ女王も今は亡き方ですが、
兄上であるヤスカ王子様は
いますし、長老も
ですから、ボルドム軍をもとの世界へ追いもどす事も
けっして夢では
言葉を切った うさぎ人(びと)……スノウと言う名前だった。…………
は 深いため息をついた。
若い
(※ドン・ラムス − 真里砂と雄輝の空想物語の中の国)
『 大地世界(ダレムアス)の変遷 』 (@中学授業中?)
2006年7月6日 連載(2周目・大地世界物語)○ 創 世 (精霊代)混沌
大地母神(マリアンではない)と聖霊、精霊たちによる国産みの時代。
○ 神の時代
女神マリアンの目覚めと始源の人間達の誕生。諸神の参集。
始都マドリアウィ建設。四国神戦役。(始めが原の合戦)。
○ 神人の時代
女神就眠。多数の神々が大地世界を去り、また人々の間に身を隠す。
鎖国の完成。始祖皇朝成立。
○ 人の時代
大地の成長にともなう人の生活圏の拡大。
始祖皇朝断絶。新都モルドマスリス遷都。
数皇朝を経て、いつしか始源の都の位置、失われる。
《国》の概念の成立。ソリテイン大路の乱による初期皇朝代の終息。
奢国海没す。
中期皇朝代の開始。数代ごとに皇朝・皇都が交替し、
皇道の発達と諸国の誕生をうながす。
地球人たち、正式にティカース領を与えられる。
また、この頃、始めて砂原越えをする者現れる。
大都皇朝・木都皇朝を通じ急速に発展。
旧都モリナウィエア皇朝後期に至り、
西(モルナス)第一代皇ハネルン、皇位継承権を主張。
東西分裂期。
モルナス第3代に至り講和なる。
東皇朝(正統皇家)のルア・マルライン遷都。
白都第7代マダガラルに、
東の森の仙族セイウィラ ワラ ノリウィラワマ(仙女皇)降嫁。
大異変おこる。ボルドム侵攻による白皇都滅亡。
中期皇朝代終わる。混乱の大戦期を迎える。(>地球西暦1994年)。
マリノ平原の合戦。この後、大地の成長とまる。(>地球西暦2060年代)。
後期皇朝代。この時期に属するのは戦都皇朝3代のみである。
かつて類を見ぬほどに皇権が強まり、来たるべき戦いにそなえる
中央集権国家となる。
対ボルドム決戦初期に若くして即位せる女皇マリス・スビア、
天球界の女神リーシェンソルト探求の旅に出で、遂に還らず。
これをもってダレムアスの皇位継承権絶ゆ。
暗洞界滅亡。大地世界の収縮はじまる。
○ 人の子の時代
末期皇朝、正確には摂政制時代である。摂政職第8代に至り、
皇、大地世界ゆかりの不思議の旅人リレキスを具してダレムアスへ還る。
《鋭どき人》(リレキス)、超光船フェアリスティラーヤ
90余隻を建造。
生き残りしダレムアト大地を捨てる。
大地世界、滅ぶ。
大地母神(マリアンではない)と聖霊、精霊たちによる国産みの時代。
○ 神の時代
女神マリアンの目覚めと始源の人間達の誕生。諸神の参集。
始都マドリアウィ建設。四国神戦役。(始めが原の合戦)。
○ 神人の時代
女神就眠。多数の神々が大地世界を去り、また人々の間に身を隠す。
鎖国の完成。始祖皇朝成立。
○ 人の時代
大地の成長にともなう人の生活圏の拡大。
始祖皇朝断絶。新都モルドマスリス遷都。
数皇朝を経て、いつしか始源の都の位置、失われる。
《国》の概念の成立。ソリテイン大路の乱による初期皇朝代の終息。
奢国海没す。
中期皇朝代の開始。数代ごとに皇朝・皇都が交替し、
皇道の発達と諸国の誕生をうながす。
地球人たち、正式にティカース領を与えられる。
また、この頃、始めて砂原越えをする者現れる。
大都皇朝・木都皇朝を通じ急速に発展。
旧都モリナウィエア皇朝後期に至り、
西(モルナス)第一代皇ハネルン、皇位継承権を主張。
東西分裂期。
モルナス第3代に至り講和なる。
東皇朝(正統皇家)のルア・マルライン遷都。
白都第7代マダガラルに、
東の森の仙族セイウィラ ワラ ノリウィラワマ(仙女皇)降嫁。
大異変おこる。ボルドム侵攻による白皇都滅亡。
中期皇朝代終わる。混乱の大戦期を迎える。(>地球西暦1994年)。
マリノ平原の合戦。この後、大地の成長とまる。(>地球西暦2060年代)。
後期皇朝代。この時期に属するのは戦都皇朝3代のみである。
かつて類を見ぬほどに皇権が強まり、来たるべき戦いにそなえる
中央集権国家となる。
対ボルドム決戦初期に若くして即位せる女皇マリス・スビア、
天球界の女神リーシェンソルト探求の旅に出で、遂に還らず。
これをもってダレムアスの皇位継承権絶ゆ。
暗洞界滅亡。大地世界の収縮はじまる。
○ 人の子の時代
末期皇朝、正確には摂政制時代である。摂政職第8代に至り、
皇、大地世界ゆかりの不思議の旅人リレキスを具してダレムアスへ還る。
《鋭どき人》(リレキス)、超光船フェアリスティラーヤ
90余隻を建造。
生き残りしダレムアト大地を捨てる。
大地世界、滅ぶ。
『 (大地世界地図)×3枚。 』 (@高校授業中?)
2006年7月6日 連載(2周目・大地世界物語) ……あら……☆
もはや細かく(精密に)なりすぎて、
ワープロ文字で「省略描き」ができる段階ではないので……。
いつかスキャナで取り込んでUPする技をマスターするまで、
封印……★ (^◇^;)”””
ってことで……☆
てゆうか、初期型とずいぶん違いが出来てるし…………!!!!!!
(^◇^;)げっ
もはや細かく(精密に)なりすぎて、
ワープロ文字で「省略描き」ができる段階ではないので……。
いつかスキャナで取り込んでUPする技をマスターするまで、
封印……★ (^◇^;)”””
ってことで……☆
てゆうか、初期型とずいぶん違いが出来てるし…………!!!!!!
(^◇^;)げっ
『 大地世界の暦算法について。 』 (@高校授業中?)
2006年7月6日 連載(2周目・大地世界物語)……あれ……??? (@_@)??
これの資料、
マヤ暦とか算命盤みたいな円形でぐるぐるするやつ、
描いたはずなんだけど……。
ファイルに綴じてないので、
また今度、発掘したらUP!!
『 大地世界の度量衡について。 』 (@高校授業中?)
2006年7月6日 連載(2周目・大地世界物語)
一応、上古に知神ヨーリャの定めた10進法単位基準が全てに関してあるのだが、その科学的計算によって求められた数値がダレムアトの思考法になじまず、現在では目に見える数量の最少単位の幾つかがヨーリャの手の爪だとか瞳の大きさといった風に解釈されて残るのみ、他はもっと日常的で大雑把な基準単位が用いられている。(片仮名がヨーリャ基、漢字訳がその他の民間単位である。)
ヨーリャ基に関しては年に一度の基準合わせの祭りがあって、主として商・職の組合長などがヨーリャ神殿に詣でて原器を拝領して帰るが、民間基準は各郷村等でわずかづつ喰い違うのでしばしば争いの種になる。
◎ 度 …… 長さの単位について
○ ヨーリャ尺
(リ)ブン …… ヨーリャの爪代の長さ。
ブンの10分の1、リンの100分の1。
(マ)リン …… ヨーリャの親指の横幅。ブンの10倍。
(ミア)スン …… ヨーリャの手の平の縦の長さ。リンの10倍。
○ 民間基準
(長さ)槍(そう)…… 村落の長の持つ儀式用の槍の長さ。
杖の2倍。
(高さ)杖(じょう)… 村落の賢者の持つ儀式用の杖の長さ。
成年男女の平均身長に値する。
大雑把には尋とも。
(半杖) …… 賢者職を表す普段持ちの杖の長さ。
子供の身長がこれに達すると、
学び初めとして祝いが開かれる。
1杖……成人一般の平均身長
1釈……3分の1杖。1ハシ。
1離……馬で1刻。
1ママス……茶わん10杯ぐらい。
1笏……
1槍……
160÷36=
東西分裂期後、東(正統 =ミア・スメル= )皇朝によって建てられた新興の皇都(ルアーイン)である。《美(うるわ)しの白き都》として知られ、《平和》また《無欲》を象徴する知神(セトライム)ヨーリャの色、白色(マリル)を基調とした、簡素な洗練された街市の景観を特徴としている。
《美しの》を意味する接頭美辞が古代魔術語( =マリカルロク= 源言語)の《マノル》ではなしに、仙族語(エルフェリロク)系の単語《ルワ》が用いられていることからも解る通り、従来の、遷都を重ねるにつれて人族同士のみで寄り固まってしまった皇朝達とは異り、大分、上代の本来あるべき大地人(ダレムアト)の姿に近い社会形態と意識・文化とを持つ。神々や精霊族に対する自然な崇敬や畏れへの、回帰願望を持つ皇朝なのである。ある意味で文明復興期(るねっさんす)と言える。
街道を整備・再編して《白き皇の道(ミア・マリルテオダ)》を定め、次第に分散しつつある国同士の交流をはかり、大地の民としての失なわれつつある家族意識を掘りおこそうとつとめた。広域簡での商業活動を奨励し、ティクタース領邦国人の便宜をはかり、定期的隊商や飛脚制度をおこした。また、各宮廷が必ず1人2人のホットライン的伝令の役割をつとめる翼人族や飛仙を住まわせる慣例が一般的になったのも、この皇朝に入ってからであった。
白都(マルライン)そのものは随分小規模で質素な京(みやこ)である。大地の背骨山脈から派生した丘陵地帯の末端がぽつんとひとつ平原部に飛び地したような形の、名も無い双丘を中心として築かれ、土台及び沿道施設には白石と白沙が、建材には白木が主として使われている。白亜大理石や金銀装飾はほとんど見かけられない。
2部に大別され、丘をとりまく平野部に広がる町並では商業と手工業が主な産業である。沿海・ティクト・北方諸国と西方や森林国家群との接点として常設市や加工業種が賑わい、文化交流につれて当然歌舞音曲、芸術の類にたずさわる人種も多い。各国の王太子たちが若さにまかせて遊学しに来てはハメをはずす。芸術系の学問と商いと外交……はっきり言ってここはコミュニケーションの都市なのである。人々は皆開放的で明るい。太っ腹で、物に動じず、非常に視野が広い。喧嘩っ早くはあるが戦士では決してなかった。
白都の庶民達および周囲に広がる皇家直轄領を統べるのは、代々の皇の従兄弟である聖白都公の役割である。 →
炎色(マトル)>オレンジ系赤色。/紅。黄金、(銀)、黄。
聖色(マリル)>白。/青、水色、炎銀色、(銀)、紫、光。
森色(メアル)>緑。/茶、黒、灰、etc.。
☆養蚕と絹について資料集めること。
美 マノル>豊壌。女性美の豊かさ。(大地的母性の発現として)。
ルワ >崇高。気高さ。女性美(しばしば無性)の気品。
(精神的理知の発現として)。
神々の項と同じく神話学的正確さより、一般のダレムアトが信奉する所を記する。
1. 大地母神ダレマス・ダレル : 主神マリアンとしばしば混同また同一視される。大地世界における、ダレムアト(マリアン・ダレムアト)と呼ばれる者ら以外の全てを産み出し、また 司 配する。全ての母者であり、ある意味では主神よりもさえ上位者である。《大地世界(ダレムアス)》存在そのもの。一般には実際よりもかなり過少な評価をされてはいるが。
色は緑。
2. 地母女ダイラー : 《地》《土》を司どる。大地母神直属の存在である。精霊族には珍しく能く現し身をとり、巨大な姿にて地の底の眠りについているという。《大地の恵み》全ての親である。
色は赤。
3. 聖風者ソムルル・ソルム : 空気、風、空を流れるもの一切を司どる。《星》《光》とも近しく、《大地》と《天空》との間に立つ者である。
色は紫。
4. 火炎竜女ラウァルア : 《火》と《夜の護り》を司どる。大地世界の全ての女の誇りと情熱の源でもある。両地母者と人との間に立つ。
色は朱色。
5. 水振る男(みずふるお)タイナム : 《水》《流れ》を司どる。ただし《湖(うみ)》は別である。時の《流れ》にも関り、事象の運行や存在に記憶にをもある程度干渉し得る力を持つらしい。
色は青。
※ 以上4柱の大聖霊の雑婚(言葉は悪いなー)により、大地世界の自然の全てを司どる諸精霊が生まれた、ということに一般の民間伝承ではなっている。
6. 聖緑女シャルニア : 全ての植物(みどりなすもの)の母。草木の生育と眠りを司どる。色は茶色。
7. 星辰子ストランアイタ : 《天空海》における大地世界の運行を安全なものにすると言われる。時の刻みと《門》の開閉に関りを持つ。色は水色。
8. 鳥獣母ディアンソーラ : 名の通りの存在である。また生殖を司どる。色は黄緑色。
9. クルルカン父王 : 《謎》《前進》《暗愚》《争鳴》等に関わると言われてはいる。《終わりの数》9を象徴する存在。死者の王。色は黒。
1. 大地母神ダレマス・ダレル : 主神マリアンとしばしば混同また同一視される。大地世界における、ダレムアト(マリアン・ダレムアト)と呼ばれる者ら以外の全てを産み出し、また 司 配する。全ての母者であり、ある意味では主神よりもさえ上位者である。《大地世界(ダレムアス)》存在そのもの。一般には実際よりもかなり過少な評価をされてはいるが。
色は緑。
2. 地母女ダイラー : 《地》《土》を司どる。大地母神直属の存在である。精霊族には珍しく能く現し身をとり、巨大な姿にて地の底の眠りについているという。《大地の恵み》全ての親である。
色は赤。
3. 聖風者ソムルル・ソルム : 空気、風、空を流れるもの一切を司どる。《星》《光》とも近しく、《大地》と《天空》との間に立つ者である。
色は紫。
4. 火炎竜女ラウァルア : 《火》と《夜の護り》を司どる。大地世界の全ての女の誇りと情熱の源でもある。両地母者と人との間に立つ。
色は朱色。
5. 水振る男(みずふるお)タイナム : 《水》《流れ》を司どる。ただし《湖(うみ)》は別である。時の《流れ》にも関り、事象の運行や存在に記憶にをもある程度干渉し得る力を持つらしい。
色は青。
※ 以上4柱の大聖霊の雑婚(言葉は悪いなー)により、大地世界の自然の全てを司どる諸精霊が生まれた、ということに一般の民間伝承ではなっている。
6. 聖緑女シャルニア : 全ての植物(みどりなすもの)の母。草木の生育と眠りを司どる。色は茶色。
7. 星辰子ストランアイタ : 《天空海》における大地世界の運行を安全なものにすると言われる。時の刻みと《門》の開閉に関りを持つ。色は水色。
8. 鳥獣母ディアンソーラ : 名の通りの存在である。また生殖を司どる。色は黄緑色。
9. クルルカン父王 : 《謎》《前進》《暗愚》《争鳴》等に関わると言われてはいる。《終わりの数》9を象徴する存在。死者の王。色は黒。
ライムまたリーム = 神。
マ・イスト・ラ = 尊称(さま)の複数形
多神信仰であると同時に、女神マリアンドリームを造物主として唯一神と見なし、他は地球人の感覚で云うところの聖者・天使といった扱いをするきらいもある。神々の人間くささはギリシア神話的でないこともないが、数の多さ、力の大きさの階列(ダレムアスでは、実際には聖霊も死者の御霊も皆一括して 神 扱いである)等々はやはり秋津島大和の国に伝詳したそれと同種のものであろう。下に掲げるのは 一般のダレムアトが特に有力な神々として信奉している主なもの である。(神話学的正確を期すならば別紙参照)。
1. 主神・女神マリアン ; 女神(ドリーム/ダリム)
又は大地母神と混合して呼ばれる。色は緑。
正式名 マライアヌディアドライム(マリアンドリーム)。
決断と成功を司どる、情熱と正義の神。
2. 知神ヨーリャ ;
(セトライム)
男神ヨーリャトセトライム。知識と愛情を司どる。
学術(医薬)と仁慈の神。色は白。
彼の死亡によりダレムアスの科学・自然哲学の道が途絶える。
3. 男神ディルレライム ;
率いる神
ヨーリャに代わって男神たちの頭を務め、
武芸と勇気、統率力を司どる。戦士の守護神。色は青。
4. 工芸神ルーラ ; ルーラトアクタイラム
女神ルーリアセルミアイラ。手工業と工芸・美術の神で、
建築と家事と人生の楽しみを司どる。色は桃色。
5.6.農耕神オルトク・ダレル + 牧畜神セリザ・カラ ;
双子の美しい若者達で、今でも現し身でどこかを歩き回っているという。
(セリザ・カラは半男半女の神)。色は茶色と緑。
7. 商業神 デュミニカルセリヤ ;
《商い上手のデュ》と呼ばれる少年神。
商いを司さどる、茶目っ気と大胆さの神。
正直者の守護神でもある。色は朱色。
8. 美神オリナトセイレ ;
ルーラの実用的な美学と対称に、美の為の美、真の為の真の芸術を司さどる。
性別はなく、絵画と彫刻と音楽の神。色は紫。
9. 言霊使いドルット ;
男神ミアマトマルディ。
ルーラと並んで人生の恋と混乱と全ての喜びを司さどる。
詩と歌と冒険の神。色は黒。
10. 半神女マリスシア ;
女神と初代王マルドリスタンの間にできた娘で、
母神の眠りの守りについて永遠の処女王と呼ばれる。色は赤。
勝利といさおしを司さどる純潔と誇りの神にして女戦士の守護者。
11. 月女神レリナル ;
女神レリナルディアイム。ダレムアスの長寿人らの長であり、
かつ不思議の旅人たちの出入りを掌握する。色は黄色。
12. 哀神ルマルウン ;
人の世の哀れと死者の冥福。色は水色。
※各色は仮定。
マ・イスト・ラ = 尊称(さま)の複数形
多神信仰であると同時に、女神マリアンドリームを造物主として唯一神と見なし、他は地球人の感覚で云うところの聖者・天使といった扱いをするきらいもある。神々の人間くささはギリシア神話的でないこともないが、数の多さ、力の大きさの階列(ダレムアスでは、実際には聖霊も死者の御霊も皆一括して 神 扱いである)等々はやはり秋津島大和の国に伝詳したそれと同種のものであろう。下に掲げるのは 一般のダレムアトが特に有力な神々として信奉している主なもの である。(神話学的正確を期すならば別紙参照)。
1. 主神・女神マリアン ; 女神(ドリーム/ダリム)
又は大地母神と混合して呼ばれる。色は緑。
正式名 マライアヌディアドライム(マリアンドリーム)。
決断と成功を司どる、情熱と正義の神。
2. 知神ヨーリャ ;
(セトライム)
男神ヨーリャトセトライム。知識と愛情を司どる。
学術(医薬)と仁慈の神。色は白。
彼の死亡によりダレムアスの科学・自然哲学の道が途絶える。
3. 男神ディルレライム ;
率いる神
ヨーリャに代わって男神たちの頭を務め、
武芸と勇気、統率力を司どる。戦士の守護神。色は青。
4. 工芸神ルーラ ; ルーラトアクタイラム
女神ルーリアセルミアイラ。手工業と工芸・美術の神で、
建築と家事と人生の楽しみを司どる。色は桃色。
5.6.農耕神オルトク・ダレル + 牧畜神セリザ・カラ ;
双子の美しい若者達で、今でも現し身でどこかを歩き回っているという。
(セリザ・カラは半男半女の神)。色は茶色と緑。
7. 商業神 デュミニカルセリヤ ;
《商い上手のデュ》と呼ばれる少年神。
商いを司さどる、茶目っ気と大胆さの神。
正直者の守護神でもある。色は朱色。
8. 美神オリナトセイレ ;
ルーラの実用的な美学と対称に、美の為の美、真の為の真の芸術を司さどる。
性別はなく、絵画と彫刻と音楽の神。色は紫。
9. 言霊使いドルット ;
男神ミアマトマルディ。
ルーラと並んで人生の恋と混乱と全ての喜びを司さどる。
詩と歌と冒険の神。色は黒。
10. 半神女マリスシア ;
女神と初代王マルドリスタンの間にできた娘で、
母神の眠りの守りについて永遠の処女王と呼ばれる。色は赤。
勝利といさおしを司さどる純潔と誇りの神にして女戦士の守護者。
11. 月女神レリナル ;
女神レリナルディアイム。ダレムアスの長寿人らの長であり、
かつ不思議の旅人たちの出入りを掌握する。色は黄色。
12. 哀神ルマルウン ;
人の世の哀れと死者の冥福。色は水色。
※各色は仮定。
ダレムアス……それは《大地の世界》と 人々に呼ばれる処。
そこでは 人と神、神と精霊とが共に在り、暮らし続けてきた……豊壌なる世界。
かつて有りし四世界のひとつ。第三の妹なる女神の手になる国土。
陽光降りしく開けき大地の上を、人族は笑い、歩き、耕やし、
精霊族は護り、繰り返し、……そして神々は司どる。
けれどダレムアス……そこでは人々は確かに知っているのだ。
上級者たるの神族と言えど、絶対者ではなく、
精霊族とはまた異る因果律に住まう人族に他ならない。
そして、小さな精霊が時代を経て成長し、
大いなる聖なる霊となるように
神々とは 人間の その成人した姿であるということを。
☆ 人族が理解不十分の為に精霊族を必要以上に力ある存在と見てしまう事は間違いで、単に《力》の発現の方向が全く別個なのである。
例えば力の弱い(位の低い)精霊の典型である水乙女を見てみれば、雨をあやつったり砂漠に水を湧かせたりの芸当は自然な行動としてやることができるけれども、
・自己の種族の自力による再生産(生殖)が出来ない(※)。
・個の感情や自主的な思考を持ち難い。
・死と再生(転生輪廻)の能力を持たない。
(魂としての空間移動性が極端に低い)。
などの短所も多い。
(※1つの精霊族は主として単性または無性。)
無論、これらの四大別の間にはいくらでも例外や混血はありうるのである。
地球に至ってはティアスラァルのおかげで神の手になるまともな意味での人族すら存在せず、成り行きではびこった源人類は彼と水乙女の間に気まぐれで産まれた、ひ弱なこと極まりない生物である。その後《天人》の侵攻によって水一族の血は大分薄められこそしたものの、逆に半神半獣、獣人、精霊人、等の家系数は増大した。
同様の例は大地世界においては 樹人・翼人達ももちろんのこと、何よりもまず創世女神マリアンと人族の長との血を連綿と受け継ぐ皇の一統、また三世界の混血の結果である(※)仙族などに顕著である。
※ その起源はしかし定かではない。エルシャマーリャとダレムアトとの混血だとも、ティカーセルとのものであるとも、あるいはその2者がいつしか混じりあって一族をなしたのだとも、諸説言われる。
なをエルシャムリアには女神リーシェンサラルトと彼女の率る半神族エルシャム、および世界の根底を支える大聖霊しか存在せず、逆にボルドムには神グアヒギルグと雑多な人族の他には、下魔たる小精霊以外、大きな力を持つ者は存在しない。
そこでは 人と神、神と精霊とが共に在り、暮らし続けてきた……豊壌なる世界。
かつて有りし四世界のひとつ。第三の妹なる女神の手になる国土。
陽光降りしく開けき大地の上を、人族は笑い、歩き、耕やし、
精霊族は護り、繰り返し、……そして神々は司どる。
けれどダレムアス……そこでは人々は確かに知っているのだ。
上級者たるの神族と言えど、絶対者ではなく、
精霊族とはまた異る因果律に住まう人族に他ならない。
そして、小さな精霊が時代を経て成長し、
大いなる聖なる霊となるように
神々とは 人間の その成人した姿であるということを。
神 =力は同等= 聖霊
↓ 司どる ↓
人・獣(植物)/植物・自然現象(雨・風・水・火、等)の
(生命体) 精霊たち
☆ 人族が理解不十分の為に精霊族を必要以上に力ある存在と見てしまう事は間違いで、単に《力》の発現の方向が全く別個なのである。
例えば力の弱い(位の低い)精霊の典型である水乙女を見てみれば、雨をあやつったり砂漠に水を湧かせたりの芸当は自然な行動としてやることができるけれども、
・自己の種族の自力による再生産(生殖)が出来ない(※)。
・個の感情や自主的な思考を持ち難い。
・死と再生(転生輪廻)の能力を持たない。
(魂としての空間移動性が極端に低い)。
などの短所も多い。
(※1つの精霊族は主として単性または無性。)
無論、これらの四大別の間にはいくらでも例外や混血はありうるのである。
地球に至ってはティアスラァルのおかげで神の手になるまともな意味での人族すら存在せず、成り行きではびこった源人類は彼と水乙女の間に気まぐれで産まれた、ひ弱なこと極まりない生物である。その後《天人》の侵攻によって水一族の血は大分薄められこそしたものの、逆に半神半獣、獣人、精霊人、等の家系数は増大した。
同様の例は大地世界においては 樹人・翼人達ももちろんのこと、何よりもまず創世女神マリアンと人族の長との血を連綿と受け継ぐ皇の一統、また三世界の混血の結果である(※)仙族などに顕著である。
※ その起源はしかし定かではない。エルシャマーリャとダレムアトとの混血だとも、ティカーセルとのものであるとも、あるいはその2者がいつしか混じりあって一族をなしたのだとも、諸説言われる。
なをエルシャムリアには女神リーシェンサラルトと彼女の率る半神族エルシャム、および世界の根底を支える大聖霊しか存在せず、逆にボルドムには神グアヒギルグと雑多な人族の他には、下魔たる小精霊以外、大きな力を持つ者は存在しない。
◎ 東西皇朝分裂時代
> 二皇子によって平定。
○ 北方二皇朝時代【 白(マルライン)・西(モルナス) 両皇朝】
いちおう西方開拓の為の皇権の委譲という形で、西皇の後継者に対して代々の白皇が西皇職を任命するという形をとる。
両皇朝の仲を円滑にする目的で、西の皇位継承者(2〜3位くらいのものまで)は、12〜25歳まで(地球感覚で8〜15歳)の学業期を白都に「留学」して暮らす習わしである。
西方の人間は、火の山から遠い分、比較的短命 で成長速度も速い 。
マドリアウィ王朝
レリナルディアイム
月立の国……レリアン・ダレム
果て山の西斜面、月読峠の月女神殿
レリアン……月立、月出、
エルフェリ、エルフェリヌ
サユライ……山ゆり(エリフェリ+ロク)
マシカのエルフェリネィア
フェルラダル……銀の楡
ルア・マルライン……第4皇期
ソル……太陽
ラーヤ……スピカ
男皇(おのおう) 女皇(めのきみ)
男皇(おのきみ) 女皇(めのおう)
> 二皇子によって平定。
○ 北方二皇朝時代【 白(マルライン)・西(モルナス) 両皇朝】
いちおう西方開拓の為の皇権の委譲という形で、西皇の後継者に対して代々の白皇が西皇職を任命するという形をとる。
両皇朝の仲を円滑にする目的で、西の皇位継承者(2〜3位くらいのものまで)は、12〜25歳まで(地球感覚で8〜15歳)の学業期を白都に「留学」して暮らす習わしである。
西方の人間は、火の山から遠い分、比較的短命
☆ 大地世界地図 (たぶん、一番古い=最初に描いた=もの) ☆
北都
内海
白都
西都 砂漠
大 地 の 背 骨 山 脈 月女神殿
◎ 月読峠
マドリアウィ
旧西都 月立山脈
旧東都
南都?
海
マドリアウィ王朝
レリナルディアイム
月立の国……レリアン・ダレム
果て山の西斜面、月読峠の月女神殿
レリアン……月立、月出、
エルフェリ、エルフェリヌ
サユライ……山ゆり(エリフェリ+ロク)
マシカのエルフェリネィア
フェルラダル……銀の楡
ルア・マルライン……第4皇期
ソル……太陽
ラーヤ……スピカ
○ マルラインにおける紙の使用は公文書、及び記録・保存用にのみ用いられ、計算、メモ等は薬をかけてよくみがきこんだ木簡に墨で記入。用済みになるとまとめて洗い流した。
紙は主として和紙で、浅南海北西地帯の特産物である。
西方では羊皮紙が、南方では竹簡・パピルス、東部森林地帯では《伝承の葉》、北方及び山間部ではその他の獣皮が常用される。
男皇(おのおう) 女皇(めのきみ)
男皇(おのきみ) 女皇(めのおう)
『 (無題) 』 (高校時代の授業用ルーズリーフ使用)
2006年7月2日 連載(2周目・大地世界物語)
無限にして永遠 そは大地なり
不変にして永劫 そは女神の愛
主神 女神マリアン
男神 ディルレライム
ルマルウン・スンナ・セリ・ルラ
透徹した悲哀と自己犠牲をしろしめす。
転じて慈悲と希望・救いの神。
不幸な者の守護者であり、
上代の終りと共に上界神としてダレムアスを去る。
この宇宙の終りに約束された救世者である。
大地世界シリーズ総構成
記憶の旅 上・下 (大地世界シリーズ 1・2巻)
敵地放浪編