序章
 
その日は夢と希望にあふれる24世紀最初の日だと
いうのに全世界をさわがしたのは『宇宙人』の三字
であった。
国連では各国代表が血そうをかえてどなり合い、
町からは市民がきえうせていた。宇宙人を見に出かけて行ったのだ。
宇宙人はリスタルラーナ(デネブ第7惑星)からの大使
だと名のり、そのつまも同行していた。
宇宙人たち(サーとケイトといった。)の声は美くしく、力強い
せっとくはしだいに地球人をひきこんで行った。

国連の議論はいままでになく白熱したがついに結論は
出た。地球にも宇宙時代がおとずれたのだ。
それから30年たったころ地球はリスタルラーナ星のえんじょ
のもとに科学力を発達させていた。そして第3の星、
リゲル第9惑星(彼らは自分たちの星をジースト星と呼んでいた)
といききすることにも成功し、ワープ航法を知った。
星間会議では、銀河連盟を作ることが決定されつつあった。
 
 

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