類似と相異を煮詰めて行くと、だいぶん濃くなるね。


1990.08.24.高山ビジネスホテル泊(<ここは比較的夜の遅い町。)

  "プライバシー" の為に3,000円の差額を払える人間になってしまった(これは2人で泊まれば2分の1である)。単に天照寺YHが好きくないという事もあるのだけれど。
 一泊二食付7,000円で時間帯の不自由な旅館よりは食事ヌキ5,000円で先払い、何時でも出られるBHの方がリーズナブルである。おかげで今夜の夕飯は途中で買ったクッキーとトマト(無添加・無農薬♪)だが☆
 
 アルミサッシの防音の窓とクーラーと、いつまでも灯りを付けていられる時間的自由さ、社交会話に気を配らずに私事(原稿)に没頭していられる精神的自由さ、……の相乗効果は3,000円に値するか否か。
 ……単に5,000円札をパッと払っちゃった自分におののいているだけではあるが。(<これってほとんど自主的な取材とカンヅメ☆ はやく編集さんにたかれる身分になろう☆)
 
 (ひとつ気がついたのだが、ねまきとタオルがいらないとなれば荷物が大分減らせる。あと、お風呂が自由に使えるので、洗濯(と簡単な調理!)も可能な訳だ。……これって大分おいしくない? (お湯もあるので、お茶っ葉も持ってくればなお良い)。
 
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 標高900mの美濃白鳥〜庄川(牧戸)は、美しいコースであった。("桜喫茶"は写真とれば良かった!)(涼しくて水が清い!)稲穂はまだようやく形を整えたばかりでややくすんだ淡緑。とがった葉先のそよぐさまがまだ硬い感じで美しい。サルスベリの紅とオレンジの洋花。大型の紺色の蝶が風に乗って回遊している。とにかく水! 水の音!! 街路のはざまに水路がある、というのは大野に似合うかどうか? 美濃白鳥の長良川をロープで仕切ったプール、というのは、必ずあると思う。庄川〜高山間のバス1時間コース(1,800円)はもう1度逆行してみる価値があるかも知れない。(途中に Owk Village !) 白鳥神社も見に行きたい。
 
 建築は幅広で低めの、屋根の傾斜のゆるい入母屋造りが主体になっている。屋根をささえる基部の板の曲と彫り飾り(sのようなの)が、特徴的で良い。白塗りの壁に明るい茶色か黒に近い濃茶の、、太い柱と腰ばめ板。屋根は紅い金属か黒がわら(辞書も持って来るべきね★)。白塗り部分の多い羽振りのよさそうな建物など、小京都なぞというよりスイスの山村の風情がある。二階部分の窓の手すりに布団やはちうえがカラフルである♪
 

 庄川村の "桜喫茶" の、超簡単なスケッチ。
 上、和風。下、洋風。色の統一が美しい♪

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