現在、こちらの世界大野市(大野藩4万石、幕末期、藩政改革に名君出る。言葉はきっぱり京系の関西弁。)にいる。少なくとも、「どこが違うか」「何が見えてないか」は見えてくる。ちなみに大野高等学校は文化祭準備の真最中。スキー場のある地方であるからして、夏休みは既に終了している模様である!!
清たちは、部活は?

 あちらの大野より気温・湿度ともに高く、耕地(稲作)面積は比較にならぬ位まったいらに広く、城の天主部分だけが突出した小高い丘の上にある。8月下旬現在、田んぼは淡緑から緑と茶の消え残った薄黄金色にかけての豊かなグラデーションであり、もう半月から一ト月のうちには刈り入れが始まるだろうと思われる。淡紅色からピンク、白のサルスベリが咲いていてあざやかである。四囲の山並は、高低差こそあるものの、標高は低い。
 
 私の大野市はありそうで、ありえないもの、になるだろう。
 閉鎖社会であり、地理的に隔離されており、かつ広い空間を専有している。電波社会への対応の遅れから『現代化』こそ遅れたものの、近代西洋文明の導入はいち早く、幕末・戦後ともに商魂たくましく乗り切った。資源・技術力ともに優れており、産品への誇りも高く、また、外部に売れなくても食っていけるだけの食糧自給量もある。都市との遠さ、交通の不便さを、むしろ好んで保っているような風潮もあり、江戸期土着文化、明治の西洋建築と習慣、現代を先取りした思考が混在している。(地域的には下町及び周辺山間部、城跡周辺のお屋敷町、駅周辺の商業・観光竹、が、 "大野" であり、新興外部資本系住宅地はヨソと見なされている。(ナカの友達がいればナカになる。)

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