☆ 大野市 概容

○ 地方(かなり山間部)の小都市。とはいえ、駅前にはデパートの数軒とビジネスホテルがあり、中小工場団地もある。

○ 地理的に閉鎖性を保ちながら、古くから東西に海-山-海の中継地として南北にひらけた街道に沿って海〜京間文物の交流は盛んであり、その後、山間地のためTVセットの普及は他地方に比べかなり遅れ(教育的配慮もあり)たが、電話、衛星放送、CATV、LAN等の導入には熱心であり、県下では独自の行政と文化を誇って(異名をとって)いる。旧藩主・会田家以下の、はたからは異様にも思える地着の団結力がポイントになっている。
 近年、K市通勤者のための新興住宅地やK重工(杉谷傘下)の研究所、寮等の建設があい次いではいる。離農・離山率も増化一方の傾向ではあるが、他地方に比べてはやはり低く、また、O市自体から転出する例はまれであり、都会に一旦は出ていった者も半数以上はUターン組になる。非常に珍しい街である。
中小規模の良質な伝統工芸工房が多く、国定公園に隣接してもいることから、民芸品を扱う土産店、民宿、中規模の旅館郷土料理店等多く、また風土を愛する芸術家がところどころにアトリエをかまえていたりもする。
 市政のモットーは "温故知新"

○ 全員一致でお祭り好きである。最終日の出来(いでく)神社の例大祭にぶつけて10月1日から1旬間まるまる遊んでしまう大野大祭(おおのおおまつり)を最大のイベントとして、観光客寄せでない本当の祭りをしている。キーになっているのは各学校を柱とした地元町内会と、出来、去来、大鳥天宮の三神社、稲架幕(はざまく)、出来良(できら)の両神祇家である。

○ 白天狗(大鳥天狗)→鳥人伝承
 「界と界との狭間を通って白い天狗がやって来て、(<女性形)
 白鳥姫を嫁にとり在の者らに智恵と力を与えた」のが、
 大野庄成立の由来。
  現在に至るまで、去来神社の奥洞内には大地世界の上空、聖美白都を
 見降ろすポイントに界橋があいている。

  ……ハンググライダーで飛び込むバカ<七木千あたりやるんじゃない?も出るだろーなー……。鋭と気があいそーだなー……
 
 
 

 栄田商会が潰されたあと、運送業はいま誰が担っているのか?
 まさか杉谷運輸ではあるまい。

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