灰色の髪、灰色の瞳、実際には銀髪である。
ダレムアトではない。
母は美しさのゆえに無理な結婚を強いられ、
病弱なところを王の正妻にいびられて、
狂人同然になって塔から落ちて死亡。
哀しさに身をゆだねて一人静かに暮らしている時、
ふびんがってよってきた兄が恋に落ち、
禁を犯させた。
彼女にとって罪とは美しく生まれついたことであり、
「消せない悲哀」の念が不思議の原動力になっている。
(……昏〜い横顔の……、イメージイラストあり。)
ある時は、わたしのために
一つの国が滅びました。
愛というものはどうしてか、
こんなに哀しいものなのでしょう。
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