水の初子の弟妹は、
やはり水気は吸えねども、
父に良く似た傲慢で、
二足で歩いて広がった。

増えて広がりこれでは狭いと、
埋めよ増やせよ《水の島》。
ならねば母をも呪おうぞ。
憎むと脅して使役する。
 
水の初子の子どもらは、
いついつまでも悲しんで、
哀しみの泥をはい回り、
やがて母なる海へと還る。
 
母なる水はもう二度と、
天の子生まぬと決意する。
かなしみひしがれ重さのあまり、
死ぬることさえ奪われた。
 
 
 
 
 
これがわれらのはじまりである。
われらの呪いのはじまりである。
 
 
 

コメント

りす
りす
2006年11月6日0:38

ヒミツ日記(相互リンクの人のみ表示)

うぅうぅぅ……。 (T_T)""
と、とにかく書いたぞっ!
書き留めたぞっ! 一応!!

 
くっ、くらい………………!! (>_<)"""
 
お目汚しですいません★
とにかく一度、書いてどこかに
残しておきたかったんだもん……っ!!
 
ちなみにこの話(共喰いのくだり)
まんま私自身の「前世記憶」(夢)
が元ネタだったりします……(T_T)d"" 
 (^◇^;)>""
 
 

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